
さてさて、田舎で働き隊の御一行様、いよいよ童仙房へ。
大河原駅は、標高80メートル、童仙房は500メートル。その差、約400メートル。問題は、その差、400メートルの区間に、人家がないことです。下界と山の上がグラデーションにつながっているのではなく、明確な隔絶があるのです。登る道すがら、初心者は、不安になるものです。「ほんまに大丈夫かいな、とんでもない世界へ連れて行かれるんとちゃうんかいな、帰ってこられるんかいな・・・etc」。そんな不安を吹き飛ばしてあげようと、私は運転しながらトークを炸裂させましたが、あきらかに不安げな空気が・・・
それでも、山の頂上付近へたどりつくと、いっきにのどかな田園風景が広がります。山の上とは信じがたいほど、平凡な田園風景です。川もあります。田んぼもあります。茶畑も広がっています。センターライン付きの道路もあります。まばらですが、人家もあります。研修生たちは、キツネにつつまれたかの様子です。
童仙房の中を案内して、いよいよ高麗寺(こうらいじ)へ。高麗寺は、童仙房内にある、韓国のお寺です。広大な境内に、エキゾチックなお堂があります。それらのお堂へご案内。研修生たちは、いよいよ混乱します。とんでもない山の上に連れてこられたかと思うと、普通の田舎があり、普通かと思ったら、韓国の世界がある・・・。どないなっとんねん、ここは。
研修生たちの宿泊は、高麗寺内のハイツ(ワンルームマンション形式)です。2人に1部屋ずつ用意しました。ハイツに着いたら、部屋割りと、荷物の格納。そして、集会室へ集まって、自己紹介。研修生たちは、みなが初対面です。大学生、大学院生、社会人、芸術家、関西も関東も色とりどりです。なんだか、楽しげな予感です。
私はその場で、研修の趣旨を申し上げました。ここんとこ、雇用問題が喧伝されるけど、そんなもん、甘いわいな。田舎では、雇用する母胎(会社)がバタバタ倒れていっているのに、雇ってもらおうなんて、アリエナイザーだ。自分の仕事は自分でつくらなあかん。それができひんかったら、田舎から退場するしかないわな。ええか、わしらは本気やで。生きるか否かやで。ここでは、雇用なんていう甘っちょろい言葉はNGや。生きる糧を自らつくる。もっとも、あなたたちに作ってもらおうとは思ってない。んなもん、無理に決まってる。せやなくて、この森にどんな価値があるかを見つけてほしいいんや。仕事までつくらんでいい。価値を見つけてほしいいんや。価値を見いだせたら、自分らの生きる糧は、何とかする。
「仕事は自分でつくるもんや」という私からの強烈なメッセージ、研修生たちに重く響いたようです。座右の銘にしてくれる方もいるようです。初日から、とばします。
|
田舎で働き隊、うえるかむ |
田舎で働き隊 |
そして森へ |
仙の森 森の紹介
仙の森日記 森の近況報告
仙菜韓 森のチカラでキムチ作り
相楽ねっと 旧館です
野殿童仙房生涯学習推進委員会
童仙房
Sen forest English