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渓谷へ

3日目

仙の岩場仙の出合和束渓谷親子滝リンゴのバター焼

 田舎で働き隊、冒険です。

 仙の森の渓谷コースに向かいます。隊員6名、私、生協の屈強の戦士、生協の普通の父娘(小学生)、そして、私の長男(8歳)。白い道、黄色い道を通り、不動滝参道から、仙の渓谷へ。道なき道を進みます。最初はゆるやかな地形だったのに、だんだんと、急峻な地形、岩場にさしかかりました。

 あきらかに、昨日とはスケールの違うアドベンチャーであることに、すでに気づいた隊員たちは表情が変わりました。

 いよいよ、クライマックスの仙の出合です。ここは、2本の清流が滝となって出合う場所です。双方から滝が落ちています。当然ながら、かなり険しい地形であり、ロープを伝って岩壁を歩いたり、チェーンを持って急斜面をおりたりします。

 ロープを離せば命がない!というのは、いささか大げさですが、女性隊員たちにはまさにそのように見えたようです。しかし、その手応えに喜びを無上の喜びを感じているようにも見え、なんというか、さすがに仙の森を志願してきた強者であると、妙に感心したのでありました。

 仙の出合のいちばんおりきったところで、一同、無事に着いたことを祝福し、ささやかな休息。どちらを見ても、素晴らしく絵になる光景です。右の明るい写真は仙の出合で下流(和束渓谷)を見たところ。仙の渓谷と不動渓谷が出合って、和束渓谷となります。その合流点です。切り立った岩肌、人を寄せ付けない秘境、そこへたどり着いた安堵感。

 今度は、7mの出合滝をロープで登り、不動渓谷を上っていきます。岩場と砂場の連続。最後は、2段になった親子滝をロープで上ると、不動滝へ出ます。

 昨日、難なく訪れた不動滝が、今日は別の世界に見えます。今世紀最大の大冒険を成し遂げた万感の思いが胸中を去来し、不動滝がさらに威厳を放って見えます。

 昨日同様、不動滝の横を上り、皆のいるところへ。ごほうびは、リンゴのバター焼き。

 17時、高麗寺へ戻りました。


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