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about創造の力とは?1.だれでも創造の力を使える「創造の力」はどこからでてきたか?![]() 「創造の力」にいたる経緯は、プロフィールにありますので、そちらをご覧下さい。 人類は、世界中各地に、神話、宗教、伝説、伝承、昔話、文学作品を伝えてきています。また、実際にこの世に生きて、何かを成し遂げた人の伝記もたくさん伝えられています。そういった「人類の知恵」は、バラバラのように見えて、じつはそうではなく、1つの真理を指し示しています。 「創造」という言葉は、近年、ビジネスなど様々なジャンルで普通に語られます。パラダイムシフトが起きつつある証拠かも知れません。いっぽう、創造とは、神や仏など、人智を超えた超越的な存在が持つ力ともされてきました。 天地創造や、生命の創造は、今のところ人類には不可能ですが、人類が、様々の創造を蓄積してきたのは、事実です。人類以外の生物には、創造はできません。人類と人類以外の生物を明確に分ける基準です。 さて、人類は創造する力を持つわけですし、じっさいに創造してきたわけですが、2つの疑問があります。 まず、多くの人は、両者とも否だと思っているでしょう。「私は望むような人生を生きられない」と思っているでしょう。これは、良くないです。現在、パラダイムシフトが起きつつあるのは、まさにこの考えを捨てる時が来ているのではないでしょうか。世界中の「人類の知恵」が、そう示しているように見えてなりません。 世界の原理は1つ世界には、無限に多様な人々がおり、無限に多様な生物がおり、無限に多様な自然があります。それらを、かなり科学が解明しつつあります。 ![]() 多様性に目を向けていては見えにくいですが、世界には絶対的な真理があります。だれも否定できないはずです。その真理とは、 世界が2つ以上ある、と主張される方は、おられますか? 仮に、「あの世」「死後の世界」があるとしても、それも、私たちとともにある世界ではありませんか? 私たちのこの世界は、1つです。私たちは多様な文化があり、多様な社会システムがあり、多様な人種、民族、国家、言語がありますが、世界は1つです。当たり前と言えば当たり前ですよね。 1つだから、多様でも、現実には、あらゆるものが無限に多様です。とても1つだとは実感できません。1つのはずなのに、無限に多様である。どういうことでしょうか? じつは、ここに、世界の秘密があり、絶対的な原理があるに違いないのです。 「世界」とは、地球を意味するのではありません。宇宙も含めて、私たちが認識できる世界のことです。宇宙空間も、私たちは法則を見出し、天体の動きを計算で正確に知ることができます。宇宙も、私たちが把握可能な世界なのです。 ![]() 世界の性質は、あらゆる存在が、変動し続けていて、静止状態のものが何もない、ということがあります。諸行無常ですね。生物はすべてが、生まれ、成長し、老いて、死んでいきます。生老病死という仏教の概念は、現実そのものです。生物以外のあらゆる存在も、生住異滅という過程を経て、たえず変動し続けています。 無限に多様であり、たえず変動し続ける。それが、1つの世界を紡ぎ出している。何と不可思議な世界でしょう。奇跡ではありませんか。 これを、世界から見ると、どうなるでしょう? なぜ、世界は、無限の多様性と、無限の変容を必要としているのでしょう? 人間の理解する概念で言えば、成長であり、創造ではありませんか。世界は、成長し続け、創造し続けているのではありませんか。1つである世界が成長し創造していくには、その1つが無限の多様性を持ち、無限の変容を続けていく必要があります。 世界は、1つであるがゆえに、無限に多様であり、無限に変容し続けるのです。それが、創造なのです。 創造の力は、だれのもの?先ほどあげた疑問の1つ目、「すべての人類に創造の力があるのか?」ですが、ようは、特別な、「選ばれし人」だけが創造の力を使えるのかということです。ほとんどの人間に創造は手の届かない命題であり、天才が成し遂げた創造を受け入れるしかないのか、ということです。 気味の悪い価値観だと思いますが、不思議なことに、世界中のほとんどの人がそう思っています。人権や平等を主張するような人々でも、そう思っています。 たしかに、20世紀までは、多くの人がそう信じ込んで世の中は成り立ってきました。すると、自分の人生をだれかにゆだねることになります。国家とか、会社とか。 ここは、何としても、変えたい。そうではないということを、何としても、見出したい。誰にでも、創造の力があり、自由に使えるはずです。そうすれば、自分の人生を豊かに生きられます。そのことで、人々は、さらに愛を持って生きられるはずです。 私は、創造の力の鍵が、「多様性」にあると考えています。 ![]() |