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about童仙房童仙房はこんなところ童仙房は、関西のへそ![]() 童仙房は、京都府のしっぽの先にあります。それは、関西全体から見ると、ほぼ中心にあたります。京都府、奈良県、滋賀県、三重県が接する辺境の地でありながら、関西のへそなのです。 へき地なのか、中央なのか、ようわからんという、奇妙なポジションです。 京都府と言えば、北の方に険しい山々が連なっていますが、じつは、府下唯一の村は、北部ではなく、南部にあるのです。しっぽの先に、その南山城村があります。童仙房は、南山城村の中にあります。「京都」なのですが、古都のイメージとはまるで異質な世界です。 ふつうの田園風景である![]() ![]() 童仙房は、どう見ても、田舎です。よくある田園風景です。田んぼがあって、民家があって、田舎らしい道路があって、山があって、小川があって・・・ 電気と電話線はあるけど、ガスはプロパン、下水はないので合併浄化槽。水道はないので、各家庭で井戸を利用しています。とはいえ、井戸ポンプは電動なので、蛇口をひねれば水が出る感覚は、水道と変わりません。とくに、なんのへんてつもない田舎です。 童仙房は、下から見ても見えず、上から見ても見えない![]() 南山城村の真ん中あたりを東西に、木津川が流れ、国道163号線が走り、JR関西本線が走っています。その交通の要衝から童仙房を見ると・・・見えません。右の写真の矢印のところが、童仙房なのです。 写真に写っている集落は、童仙房ではありません。南山城村の、国道沿いの集落なのです。 童仙房は、はるか頭上にあり、下界からは見ることができません。 では、空の上から見れば、見えるのかというと。。。やはり見えません。下の写真の楕円で囲んだあたりが童仙房なのです。見えないわけではないのですが、集落には見えません。ただの山にしか見えません。 ![]() 童仙房のからくり![]() では、童仙房とは、いったい、どないなっとんねん? 右の図をご覧下さい。これが童仙房の正体なのです。 童仙房は、標高400〜500メートルに広がる集落です。国道や木津川あたりは、標高100メートル足らずです。標高差は300〜400メートルになります。下界と童仙房は道路で結ばれていますが、この間に集落はありません。つまり、童仙房は、下界から(地理的に)隔絶されているのです。童仙房がすでに山の頂上付近なので、童仙房で「山」と言えば、頂上の中の頂上ということになります。 私たちがフィールドにしている「仙の森」は、森の上にある森ということになります。 童仙房とは、不思議な桃源郷なのですが、童仙房に立ってみると、山の上とは思えない、ふつうののどかな田園風景なのです。山の頂上なのに、小川が流れ、水田があり、民家があり、ふつうに暮らしています。 |