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創造の力
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創造の力[032]原因があるとき、結果が決まる自然界を見るとき、どうも、原因が生じたときに、結果が同時に生じているように見えます。 人間の場合は、どうでしょうか? 原因が生じたときに結果が確定しているとまで断言するのは難しいと思いますが、少なくとも、原因が生じたときに、結果が期待できるかどうかはある程度見えてしまいます。 ポイントは2点あります。 1. 受けとるのではなく、与えることが目的 「自分が何かを欲しい」というのが最終目標であるなら、他人がそれを応援する理由がありません。 そしてまた、与えたいという願望は、必ず自分がそれに見合うものを得られますが、受けとりたいという願望は、代償を差し出すことを想定していないことが多く、手痛い目に合うか、そもそも挫折するか、どちらかになりがちです。 与えるという目標は、代償を差し出すことに喜びさえ感じるでしょう。何としても実現したいという強い動機につながります。 受けとりたいという目標は、あんがい、もろいです。 それにしても、どうして、「与えたい」という動機が、成功、すなわち、創造につながるのでしょうか。 世界中の神話も、宗教も、民話も、与えることの大事さを強調します。とても奥深いなにかがありそうです。 |