平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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創造の力

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[071]世界は1つへ向かう

  

 

第二次世界大戦までは、世界は、帝国主義と植民地支配で覆われていました。取ったもん勝ち、ぶんどり合戦状態でした。

それが、悲惨な結果をもたらすことを学び、戦後は、国際協調を模索しました。世界が2つに分かれていても、大戦はおこさない。ただし、朝鮮、ベトナムで代理戦争がありましたが。

やがて、代理戦争さえもおこさないという学びを得ました。軍拡から軍縮に転じ、米ソが対立から対話へシフトしていきました。

まだまだ人類は平和を実現できていませんが、学びの足跡を見ることはできませんでしょうか。たしかに、100点満点の完全ではありません。それでも、幼い子どもが紆余曲折を経ながら、成長していく様子に似ているとは思いませんか?

世界最古の文明は、エジプト、メソポタミア、インダス、黄河の四大文明と言われています。ムー大陸やアトランティスや超古代文明といった、「証明されていない文明」は除きます。四大文明の中でも、最も古いのは、メソポタミア文明です。メソポタミア文明をリードしたのが、シュメル文明。紀元前3500年ごろ〜紀元前2004年です。世界の他の地域はまだまだ石器時代のころです。

シュメル人たちは、驚くほど高度の文明を持ち、文字を粘土板に記し、印鑑を用いた商取引を行い、行政の仕組みがあり、学校や図書館もあり、豊かに暮らしていました。

国家は都市単位で、貿易や交流もありましたが、戦争がひんぱんにありました。地図で見ると、あんなに狭い範囲で、どうして争うのか、と、不思議でなりません。せっかく高度な文明があるのだから、お互いに平和と繁栄を築いていくことはできなかったのでしょうか。シュメル人たちは、たくさんの文章を残しています。「楽しいこと、ビール。嫌なこと、戦争」という記述もあります。争いを好んでいたわけではないのです。

人類は、人類というものをあまり理解していなかったようです。

それ以後も、国家の規模を大きくしながら、戦争の規模も大きくし、世界を巻き込む戦争をやってみて、人類は1つだと理解できました。

さあ、そうすると、世界が2つに分かれて対立する必要はありません。1990年代前半に冷戦は解消しました。ちょうど、それと入れ替わるように出てきたのが、インターネットです。

たんなる技術革新ではありません。世界を1つにつなげる仕組みです。

しかし、私たちは、「世界が1つである」という理念は知っていたとしても、「1つである世界」は経験したことがありません。だから、今、何が起きているのかわからなかったり、過去のソリューションが通用しなくなって途方に暮れたりしています。

私たちが抱える問題は、どんなに個人的なものであったとしても、「世界が1つになる」という文脈から生じているのではないかと考えてみることが大切ではないかと思います。

じっさい、インターネットの存在が、直接、間接に、どれほどの変化をもたらしているでしょうか。そして、その変化は、私たち個人の生活に大きな影響をもたらしています。あなたがインターネットをどのくらい使っているかという問題ではありません。

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