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[086]旧いノマドと、新しいノマド

  

 

ノマドについて、書いてきました。
誰にも雇われず、どこででも仕事ができ、自分の時間や行動が自由になる人たち。
でも、そのためには、自分で仕事を創り出していけるスキルが必要です。というか、何もしなくてもどんどん仕事が舞い込んでくるぐらいのスキルが。

たとえば、医療、弁護士、プログラマ、SE、ライター、コンサルなど、同業者が太刀打ちできないほどのスキル、あるいは、その人にしかできないスキルを持っていれば、かってに仕事が舞い込んできます。しかし、そのレベルに達するには、人がやらないぐらいの研鑽が必要です。人と同じことをしていてそのレベルに達すことはありません。

たいがい、彼らは猛烈に忙しいです。そして、おおむね、彼らは、自分が見出したスキルやノウハウを他人へ教えません。秘密にします。

このような生き方は、ノマドと言われるよりインディペンデント・コントラクター(Independent Contractor)と言った方がいいです。日本語にすると、独立業務請負人。
http://diamond.jp/articles/-/5050

日本ではまだ珍しいですが、アメリカではすでに1000万人ほどいるそうです。

ところで、最近、ノマドに関する記事や議論が目立ちますが、どうもノマドに2種類あり、それらが混同されて、そのために話がこじれてしまうケースが見られます。

インディペンデント・コントラクターは、新しい形態ではなく、以前より存在しますし、高いスキルで自由な業務形態を獲得するという話は容易に理解できるはずです。

それに対し、最近急に目立ち始めた、「新しいタイプのノマドワーカー」は、明らかに違います。彼らは、自分に特別なスキルがないことをウリにしています。セルフブランディングあるいはパーソナルブランディングと呼ばれる手法によって、自分というブランドを構築します。そして、特別なスキルがないはずの自分を商品として売り出します。

または、特別なスキルがないはずの「自分」が見つけ出した「知恵」とか「ノウハウ」とかでビジネスをするかたわら、その知恵やノウハウを惜しげもなく公開(情報商材として販売、あるいは無償公開)し、人のつながりを構築し、それがまたビジネスになっていきます。

彼らは、あまり忙しそうに見えず、スキルアップに涙ぐましい努力をしているようにも見えず、悠々自適に見えます。

こういう、新しいタイプのノマドワーカーになるには、資金も学歴もスキルも人脈も肩書きも経歴も何も必要ありません。あるに越したことはありませんが、必須ではありません。やりようによって、収入は天井無しのようです。人を欺すようなことをすれば、すべてを失います。信頼を大事にします。

なぜ、このようなノマドワーカーが成立するのか。たしかに続々と誕生していますが、それを理解しにくい人たちが、インディペンデント・コントラクターと混同し、ややこしくなってしまいます。

新しいタイプのノマドワーカーに簡単になれるなら、労働なんてバカらしくなるのではないか。そんな危惧を感じる人たちからすると、彼らを許し難く思うかもしれません。

でも、私が見るに、新しいタイプのノマドワーカーへの必須条件が、あんがい見落とされています。

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