平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

モモナナじぇーぴー

メイン
創造の力

創造の力

[099]西洋の弱点

  

 

一神教に基づく西洋は、×を罰し、○を賞めるという、非常にシンプルでわかりやすく、効率的でシステム的な二元論で20世紀をリードしてきました。

かたや、東洋は、なんでもかんでもいっしょくたにし、世界は1つ、心も宇宙も同じという文化を育ててきました。

どう見ても、西洋の思考のほうが、合理的です。物事を整理し、定義し、共通理解し、次々と新しい発明や発見をもたらし、それらを組み合わせて、ごく短期間にすさまじい発展を生み出しました。

この思考方法の良いところは、生物の理にかなっていることです。

先にも書きましたが、全ての生物は、○×思考をします。思考というと語弊があるかも知れません。感情とか、本能とか、生体反応とか言ってもいいです。すべての生物に共通する「目的」は、生きることです。それぞれの生物で○と×は違うので、けっきょく、全部の生物がうまく関わり合って、世界を創っていけるのです。

全体として、世界を救っているのですが、個々の生物は、自分が生きることにフォーカスしています。生きるためには、×を避け、○を追うことが大切です。

そうしてみると、一神教に基づく西洋文化は、じつに生物の仕組みそのものではありませんか。○×思考を突き詰めることで、人類が発展し、豊かになるのは、自明の理です。

しかし、世界は、人類だけで成り立っているわけではありません。

生物としての活動を、人類はきわめており、今後も、さらにどこまででもきわめていけるでしょう。そうなると、地球上のあらゆる生物や自然が関わり合って世界を救うという構図が歪んできます。

人類以外の生物は、あえて「世界を救おう」と考えて行動しなくても、生きることにフォーカスするだけで、世界を救う存在となります。人類は、「考える」ことができる分、○×思考をどこまでも「生きる」ために活用してしまえます。

すると、ある時点で、「生きる」ことにフォーカスするだけで世界を救う存在となることの臨界点を超えてしまいます。つまり、「生きる」ことにフォーカスするだけでは世界に存在しにくくなっていくのです。

それが、「今」なのです。

西洋の文化が間違っていたとか、西洋は悪魔であるとか、西洋は挫折したとか、そんな考え方は、よろしくありません。なぜなら、それこそが、まさに行き詰まっているところの○×思考に他ならないからです。

前へ前へ  TOPTOP  次へ次へ