平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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創造の力

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[102]調和を破り続けるという調和

  

 

調和とは、安定と言ってもいいでしょう。

多くの人は、安定を好みます。安定とは、大きな○を求めないかわりに、大きな×もかんにんしてもらう。そんな価値観です。できれば、無風。変化を避けて、同じことを繰り返して生きていきたい。人生の先々まで見通せるような、予定可能な人生を送りたい。先が見えない人生は、怖くてしょうがない。

会社の仕組みも、学校教育も、国家の仕組みも、「不確定要素の排除」と「安定」を作り上げてきました。

安定がそんなに良いものなら、今はバラ色の時代となっているはず。現実は、どうも、そうではありません。安定志向が壊れつつあります。なぜでしょう?

安定志向が、理にかなっていないからだと、考えられませんか?

東洋の思想、○も×も美しく調和しているという世界観は、ややもすると、現状を肯定し、現状を維持し、現状を固定する方向へむかいます。

「すべてがOK」「このままでいい」「足れるを知る」「小欲知足」・・・

とても美しいあり方のようですが、現実の世界は、安定を嫌います。自然界を見ても、たえず変化し、移ろいゆきます。台風、大雨、旱魃、地震、落雷など、自然の安定は、頻繁に破られます。

世界は、安定しかけると安定が崩され、更新されていきます。人間の社会も、人生も、同じです。安定は、妄想です。安定を求めれば求めるほど、現実から離れ、苦しい思いを受けざるを得なくなりがちです。

じゃあ、西洋思想のように、×を改善し、○を伸ばすことが正解なのかというと、そうでもありません。

変な言い方ですが、安定は大事です。

安定とは、安定を崩すことにおいて実現するものなのです。つまり、安定とは、たゆまない成長を生み出すことが安定そのものであり、変化や更新こそが、安定の姿なのです。変わらないことが安定なのではありません。

しかし、○×思考のように、やみくもに変わればいいかというと、それは違います。

世界が救われるような変化でなければ、現実から離れてしまいます。

世界を救うということは、変化と更新を伴う動きであり、世界をより美しく輝かせるための動きです。

人間が、欲望を追求することは、世界を救うことから離れていきます。というのは、事実ではありません。人間が、どんなに欲望を追求しようとも、世界を救わないあり方はできません。もし、そんなことが可能であるなら、西洋文明は行き詰まることなく、どこまでも発展していけるはず。

しかし、人間は、もっともっと、無限に文明を発展させることができます。軌道修正し、世界を救うことを意識するならば。

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