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[106]世界も学んで欲しいと望んでいる

  

 

今、世界には、複雑で難しい問題がたくさんあります。とくに、どうしようもないほど深刻なのが、環境問題でしょう。

環境保全と経済は、どうしてもトレードオフになってしまいます。だから、深刻なのです。環境を回復するには、経済を落とすしかないのですが、それはできない相談です。先進国では、社会福祉が破綻するし、そもそも国家を維持できません。新興国では、まだまだ豊かにならねばならないのに、経済にブレーキをかけるなど、とんでもない。発展途上国では、豊かにならねば、貧困や食糧問題が解決できません。

どうしても、環境問題と、経済は、トレードオフになってしまいます。そして、環境以外のほとんどの問題は、経済成長とリンクしています。つまり、地球の生存と、人間の生存がトレードオフになってしまっているとさえ、言えそうです。

地球を1つの生命体とみなし、人間が地球生命体を傷つけているという考え方もあります。現状を見れば、道理がありそうです。しかし、人間と地球が別の存在であるという思想は、無理があります。地球と別に存在できるなら、人間は神なのか?

そんなはずはありません。人間は、他の生物と同じように、地球を構成するメンバーの一員です。

人間が地球環境をいためているという考え方は、人間と地球を別の存在と見なすことにつながります。それはよくない。真実ではない。なぜなら、問題を解決不可能にしてしまうからです。人間をやめますか? 地球をやめますか? といった具合に。

人間は、地球の構成メンバーである以上、地球をいためることも、こわすこともできません。傷つけているのは地球ではなく、自分自身です。

人間が地球をいためることができるなどという考え方は、じつに傲慢ではないかと思えます。謙虚になりましょう。人間が地球をいためているように見えることの結果は、だれが受けているのでしょう? 地球環境が悪化して困るのは、人間自身ではありませんか。もし人間が困らないなら、環境問題は問題ではありません。自分で自分を傷つけているのに、地球を傷つけているなど、おかしな理屈です。

問題の本質をみることで、問題のあり方は大きく変わります。私たちに解決できない問題はありません。なぜなら、私たちが認識できる問題の全ては、私たち自身のことだからです。

人間には、欲望や煩悩があります。これらは、罪でもなく、断じるべきものでもありません。必要だから、あるのです。なぜ必要か? 世界を救うためです。

欲望や煩悩が、あらゆる苦しみや悲しみや不幸を生じます。なぜ、そんなものがあるのか? 必要だからです。なぜ、そんなものが必要なのか?

考えましょう。それが、学びです。それが、世界を救うことそのものです。

世界は、世界が救われることを望んでいます。人間も生物も、世界そのものですから、世界は、自分で自分を救うことを望んでいます。救うというのは、この世で最も崇高で難しいことです。

人間は、苦しみや悲しみからのがれようとします。それは、学びからの逃避です。すると、いっそう、苦しみや悲しみが追いかけてきます。世界は、学んで欲しいのです。

世界と自分が別の存在でないなら、私に学んでほしいと望んでいるのは、私自身に他ならず、救って欲しいと望んでいるのは、私自身に他ならないということです。

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