平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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創造の力

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[112]プラス思考の罠

  

 

不幸や課題が、世界を救うエネルギーを生じます。
でもそれは、当事者が主体性を発揮せねばなりません。

そのために必要なありかたは、「人事を尽くして天命を待つ」です。

ここでも、大きく注意を促したいです。「人事を尽くして」を無視し、「天命を待つ」だけ実践する人が多いのです。世間ではそれを、「プラス思考」といいます。いや、ほんらいのプラス思考は、そうではないはず。人間の欲望と煩悩がゆがめてしまうのでしょう。

人事を尽くさず、良い結果をいくらイメージしていても、そうはなりません。

マクスウェル・モルツの「サイコサイバネティクス」や、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』のような偉大な古典が曲解されているケースをよく見かけます。自分が望む状態を具体的にイメージするトレーニングは、大事です。それはまちがいありません。でも、思考だけで物理世界が動くわけではありません。

もし、思考だけで物理世界が動くなら、人間は、肉体など不要で、魂だけの存在でよいはず。

なぜ、人間に肉体があるか?

必要だからです。

人間は、課題解決、あるいは願望実現へ、思考することで、エネルギーを生じます。エネルギーは、たんなるエネルギーです。現実を動かすには、行動が必要です。

なぜに、人間は、「人事を尽くして」をさりげなく無視してしまうのでしょう?

必要だからです。尊いからです。

「人事を尽くして」がないなら、「天命を待つ」は、無意味であり、現実から離れます。つまり、天命を待っても思い通りにいかず、「世の中はそんなものだ」「私は無力だ」という思いを生じます。

それは逆にいうと、「人事を尽くして」がいかに大切かという証左でもあります。

真のプラス思考とは、マイナスをきわめることにこそあります。

最悪の事態を想定し、シミュレーションし、それが現実に起きてもよいと、覚悟を決める。すると、あらゆることはマイナスでなくなり、プラスだらけとなります。怖いもの無しです。とはいえ、最悪を受け入れているので、他人の痛みを最大限理解できます。自分に手をさしのべて欲しいという以前に、自然と、他人へ手をさしのべていることでしょう。

「人事を尽くして天命を待つ」=「武士道は死ぬことと見つけたり」

では、人事をつくすとは、どういうことなのか?

日本は、すばらしい民話を持っています。そこにおおいなるヒントが・・・

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