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創造の力
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創造の力[121]わが家のホームスクーリングわが家では、2007年春から、ホームスクーリングをしています。 最初は、村の公教育にゆだねることに躊躇することから始まったのですが、しだいに「ホームスクーリングの意味」が変わってきました。「村の公教育の現状」は、大事な問題ではなくなり、日本の学校教育の現状が、子どもたちの未来へ良いものであるかどうか、という検討にシフトし、さらに「世界で生きる」ことが主要な視点となってきました。そこまでくると、日本の学校教育の現状は、あまり関心がないということです。 そして、最近では、「創造の力を身につける」ということが、ホームスクーリングの意味であると考えるようになってきています。 「生きる力を身につけさせる」という言い方がよくなされますが、よくわからない表現ですね。意味のないことをもっともらしく言うという、お役所言葉の一つではないかと思います。 創造の力は、明確です。 道がないと見えるところに、道を拓くこと。 これができれば、他に何も要らないではないですか。 子どもたちに身につけて欲しいのは、学歴でもなく、スキルでもなく、財産でもなく、人脈でもなく、創造の力です。 世の中がどうなろうと、何も怖れることはありません。これこそが、真の安定です。 そして、その力を、世界中の人たちに分かち合い、大きな幸せをつかんで欲しい。 いや、これは、子どもに託すだけのことではありません。 私たち夫婦も、まだまだ人生半ば。悟ったようなことを言うには、ケツが青すぎます。 子どもたちと一緒に、学んでいこう。創造の力を。 これが、現在の、わが家流ホームスクーリングです。 |