平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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創造の力

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[131]共通点を見つけることが難しい

  

 

現代文明を作っている科学は、違いに注目します。あれとこれの違いは、どこにあるか。自然界の法則を見出すことは、共通点を見出すことのように見えますが、じつは、そうではありません。あるグループの共通点を見出すことは、あるグループ以外との違いを見出すことと同じです。

どんどん、どんどん、違いを見出し、細分化し、壮大な知の体系を作り上げました。

違いに注目することをきわめすぎて、現実の問題が解決困難な矛盾を含むようになり、どうにもこうにもならなくなっています。

東洋の思想は、もともと、同じであることを見出そうとします。究極、世界は1つのものである。外の世界も、心の中も1つのことだ。天国も地獄も同じだ。こんな感じです。

ところが、「同じである」ということをきわめても、発展や成長は生まれません。障害、矛盾、対立が必要なのです。つまり、違いが必要なのです。

違いを見出した上で、その共通点を見つけることです。

具体的に言うと、私たちが抱える苦しいこと、悲しいこと、不幸、憎しみ、嫉妬、絶望・・・といったものと、私たちの幸せとの共通点を見つけるのです。

これは、難しい。私たちは、好ましいことと、嫌なことを、切り離して、別のものと考えたい。そうすることで、幸せを求めていけると思っています。

ところが、嫌なことを切り捨てたところに幸せはありません。嫌なことを切り捨てようとするからこそ、問題がよけいに難しくなり、解決困難になっていきます。

同じであることを見出すのは、難事中の難事ですよ。

というと、日本人は、皆と同じであろうとするじゃないかって、言われそうですが。「皆と同じである」とういことは、「私たち一派でない人たちとは違う」という意味でしょう。

その証拠に、「皆と同じであろうとする」社会は、強い排他性を帯びます。仲間意識は、仲間でないものを排除しようと働きます。

皆と同じであろうとするあなたは、皆と同じでない人々とあなたの「同じところ」を見出せますか?

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