平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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創造の力

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[157]リーダーシップ

  

 

リーダーシップの重要性が、大きく言われるようになってきました。昔から重要であったのでしょうが、とくに20世紀後半、組織の力が重要になり、リーダーシップの良し悪しがまともに組織を左右することも珍しくありません。

リーダーとは、権威と地位に担保される力です。いくら凡庸でも、リーダーになれますし、リーダーになれば権力を持ちます。凡庸なリーダーを優秀な側近がささえるという形態もよくありますが、組織が力を発揮するには、リーダーが「それなり」でなければなりません。

古来、それは帝王学と言われてきました。リーダー以外の人間には、良きリーダーになるための教育など、不要です。むしろ知らない方がいい。

近年は、リーダーに必要な資質をリーダーシップと言い、リーダーシップを学ぶ場が少しずつ増えてきています。

近代文明の民主主義国家では、リーダーは世襲制でないことが普通であり、だれでも努力次第でリーダーになるチャンスがあります。会長、委員長、社長、校長、市町村長、知事、総理大臣・・・

サブリーダー(中間管理職)まで含めると、そうとうな数になります。

そのぶん、高度なリーダーシップが求められます。

世にあるインターナショナルスクールにも、世界で通用するリーダーシップを養成することを視野にいれたものが多くあります。

私がつくりたいインターナショナルスクールは、そのようなものとは、異なります。リーダーシップが不要というのではありません。私が養成したい資質を表現する言葉はなかなかないようですが、あえて言うなら、「偉大さ」となりそうです。

リーダーは、権力だけでメンバーを導いていくこともできますが、じゅうぶんな成果を生むには、高いレベルのさらなる資質が必要です。

信頼とか、信念とか、決断力とか、影響力とか。メンバーが、リーダーを信頼し、「この人とともに成し遂げよう」という意欲に駆りたてられるようなリーダーの資質。人間は、モノではありません。力やシステムだけで大きな成果を出すことはできません。人間の思い次第で、同じことをやっても成果が大きく違ってきます。

成果を最大限にし、メンバーの幸せとして還元する。そんなリーダーが理想的であることは、異論がないでしょう。

リーダーにとってのそのような資質は、まさに「偉大さ」に他ならないと思います。

かたや、リーダーは、組織を守るという重要な任務もあります。それは、マネジメントでしょう。

マネジメントと偉大さの相乗効果が、理想的な組織をつくるでしょう。

だから、多くのインターナショナルスクールが、リーダーシップの養成に取り組むのは当然であるし、重要なことだと思います。

しかし、私は、そこに欠落した部分に目を向けたいです。

リーダーは、組織に1人だけ必要です。その他メンバーは、リーダーではありません。私が見ているのは、そこです。

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