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[160]生物大絶滅

  

 

地球の歴史も、なかなかのものです。偉そうな言い方ですが、ほんと、そう思います。

46億年前に地球が誕生し、36億年前に生物が誕生したといわれています。進化の過程を経て、人間があるわけですが、進化は一直線ではありません。5回の大規模な生物大絶滅があり、十数回の中規模な大絶滅があったことがわかっています。

私たちは、「生物大絶滅」と聞くと、6500万年前の恐竜の絶滅を思いますが、じつは、それより1回前の大規模大絶滅、2億5000万年前の大絶滅の方が、はるかに大規模だったそうです。地球上の生物種の90%近くが絶滅したと考えられています。

これは、大変なことです。生物が途絶えてしまえば、進化も何もないわけですから、よくそれを乗り越えるものがいたもんだと、感謝しなければいけないのかもしれません。

恐竜の絶滅というと、巨大な隕石が地球に衝突したという説がもてはやされていますが、それへの疑問もでています。

スタンレー著『生物と大絶滅』(東京化学同人)によると、繰り返された生物大絶滅には、共通する特徴があるとのことです。

1.陸上と海洋の生物が絶滅している
2.動物より植物の方が抵抗力があった
3.熱帯生物が選択的に消滅している
4.特定の動物群が繰り返し絶滅の被害を受けている

これらから、大絶滅の原因を、気候変動(気温低下)によるものと結論づけています。

恐竜の絶滅も、数百万年にわたって進行し、最後に一気に絶滅したことがわかっているので、隕石衝突が主要原因ではなく、気候変動が主要原因であって、隕石は最後のとどめだと考察されています。

この違いは、大きいです。要するに、絶滅は、外的要因であるのか、内的要因であるのか、ということです。地球内部の問題なのか、地球外部から降って湧いた問題なのか。

個人に置き換えてみると、こうなります。

私たちが経験する「どたんば」は、外部から与えられたものであり、私たちは被害者なのか。それとも、私自身の内発的な事象なのか。

地球は、生物の進化のために、大絶滅を必要とした。だから、地球の機能として、大絶滅を引き起こした。

もし、恐竜が絶滅しなかったら、そのあと、哺乳類は全盛時代を迎えたでしょうか? ライオンや象でさえも、恐竜のエサに過ぎなかったのではないでしょうか?

現在を捨て、未来を選択する。地球自身も、そうしてきたようです。

人類も、進化のために、大なり小なりの絶滅(戦争)を必要としてきたのかもしれません。私たちは、もうすでにじゅうぶん学んだはずです、進化や成長について。自ら進化・成長への過程を開くなら、戦争によらなくても良いはず。それには、主体的な存在であることが求められるでしょう。

主体的であることを避けるなら、古来の歴史を繰り返すのみなのかもしれません。

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