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[163]地球の最期

  

 

天文の研究者と、一般の親子が集う場がありました。

みなさん、とても熱心に質問されていました。大人も子どもも。子どもたちの宇宙に関する知識と興味には驚くばかりです。先生を囲んでのおしゃべりも尽きることがありません。

よく聞いていると、大人も子どもも、ある一つのテーマに関心が集約されていきます。そして、尽きることのない好奇心は、そのテーマにおいて、最大となるようです。

そのテーマとは、「地球の最期はどのようなものであるか」ということです。

星にも宇宙にも、誕生があり、終わりがあります。生物のように、生まれ、死んでゆくのです。

太陽は、超新星爆発を起こすには小さすぎるそうです。あと50億年ぐらいしたら、ぐんぐん大きくなって、たぶん地球を呑み込んでしまうぐらいにまでなるそうです。そうなると、地球の表面温度は2000度にもなり、地球以外に引っ越し先がないなら間違いなく私たちは絶滅します。

超新星爆発を起こす星が地球の近くにあると、たいへんです。ものすごい放射線が降り注ぎ、原発事故どころではありません。間違いなく私たちは絶滅します。しかし、安心してください。そのような可能性のある星は、地球の近くにはありません。

月の大きさはわかっていますが、太陽の大きさは正確にはわかっていません。金環日食が見られるエリアを正確に測定することで、月の大きさから太陽の大きさをかなりの精度で割り出せるそうです。それを繰り返せば、太陽が大きくなったり小さくなったりしているかどうかわかるそうです。それはたいへんなことで、地球に届くエネルギーが変化しているかどうかがわかるのです。

もし、太陽が0.5%明るくなったら、地球の温度は上がりすぎて、人類は滅亡します。0.1%でも、地球温暖化問題が吹っ飛んでしまうレベルだそうです。もし、太陽が0.5%暗くなったら、地球は全面凍結し、人類は滅亡します。氷河期どころではありません。なんと、私たちは、綱渡りの人生を歩いていることでしょう!

地球の終わり方は、いろいろ考えられます。しかし、そのどれもが、私たちの生きている間の話ではなく、うんと先の話です。そもそも、地球が終わるときに人類が滅亡せずに存在しているかどうかが問題なのですが・・・

私たちは、なぜ、自分の滅亡に、こんなにも興味があるのでしょう?

新聞やテレビのニュースを見てください。破滅的な事件や事故が、かなりの割合を占めているはずです。ワイドショーも、破滅や破綻や破局が大好きです。どうして私たちは、こんなにも破滅が好きなのでしょう?

破滅とは、私たちにとって、最大の苦しみであるはずです。

と同時に、私たちにとって、最大の快楽であるのかも知れません。しかしきっと、快楽であるのは、破滅してしまうことではなく、破滅を乗り越える道をさがすことでしょう。

破滅と真逆にあるのが、「安定」ですね。安定を求める人は多いようですが、そのような人々が日常口にする言葉は、まずたいてい「退屈だ」です。

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