平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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創造の力

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[166]神はどこにいるか

  

 

アメリカ人の夫をもつ日本人女性から、興味深い話を聞きました。

彼は、アジアが、中でも日本が大好きです。もともとクリスチャンだったのに、仏教に改宗したそうです。なんでも、彼が言うのに、「神は私を救わなかった」。

多くの日本人は、神や仏が自分を救ってくれると信じているでしょうか? 欧米人ほど熱心に信じてはいないように思います。

なぜ、わざわざ仏教に改宗したのか、私はつっこんで聞いてみました。

彼は、「自分の心の中に神がいるのだと聞いて、人生が変わった」と言うそうです。日本人なら、宗教を信仰しようがすまいが、こういう話は日常的によく耳にしますし、とくに珍しくもないはずです。

逆に言うと、欧米人は、「自分の心の中に神がいる」ということを考えたこともないのでしょうか?

彼の奥さまが言うには、そのとおりだそうです。

日本人は、欧米人ほど宗教に熱心ではありません。宗教や哲学が未熟なのだと評されることもあります。しかし、ちょっと考えると、逆なのかも知れません。

私たち自身の心の中に神や仏がいるならば、私たち自身が神や仏そのものであり、私たち(人間)以外に「大いなる存在」という神や仏がいるわけではないということになります。だったら、特定の宗教を信じることは、あまり意味をなさないとも言えそうです。

となると、宗教どうしのいがみ合いは、意味を持ちません。そしてまた、人間の尊厳や平等は、当然のように導かれます。

私たち日本人は、特に意識しなくとも、このような感覚に慣れているはずです。でもそれは、世界的に見て、特異なことのようです。

しかし、頭でわかってはいても、そう考えることは困難です。身のまわりを見れば、どう見ても「あなたの中に神さまなんているわけないやろ!」と言いたくなる人で満ちあふれています。

じつはこれは、昨日書いたお話と通じるのです。

世界の偉大な人々は、感謝の力を使っています。感謝はどこから出るかというと、自分の無力さを自覚すると同時に、世界中から支えて頂いていることをしみじみ実感することから出ます。つまり、すべての人間の中に神か仏か、そう言わないとしても「大いなる存在」を見出すことに他なりません。

そしてまた、私の中にも「大いなる存在」がいます。だから、「私には無理だ」「私にはそんなことはできるはずがない」ということはないはずです。

自分の中に神がいる、という哲学は、2つのことをもたらします。

1つは、私には無限の可能性があること。もうひとつは、世界は何と素晴らしいのか、という感動と感謝です。

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