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創造の力

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[184]リーダーシップへの誤解

  

 

『7つの習慣』で、リーダーシップとマネジメントとの違いが説明されています。

マネジメントは、手段であり、「どうすれば目標を達成できるか」への答えです。
リーダーシップは、望む結果を定義し、「何を達成したいか」への答えです。

私たちが日常的に「リーダーシップ」という言葉を使うとき、他人を管理するというニュアンスで使っていないでしょうか? 管理するのはマネジメントであり、マネジメントにリーダーシップが欠ければ、いくら効率よく仕事をしても迷走してしまいます。

具体的に言えば、一生懸命頑張っているのに、違う方へ進んでいく、というとき、リーダーシップに問題があるのです。

リーダーシップは、他人を管理するものではありません。「私(たち)は、何を望んでいるのか、どちらへ進んでいきたいのか」をしっかりもつことです。

そうなると、もはや、リーダーシップは、ビジネスに限られたものではないと気づくでしょう。家庭であれ、学校であれ、どんな活動であれ、必要です。

学校教育が、国が定めた仕組みを実行するだけ、となっていれば、当然ながら、迷走します。しかし、学校教育の仕組みは、国が定めた仕組みを実行する以外に何もできないのかというと、そうでもありません。

学校教育に7つの習慣を取り入れる試みがすでに始まり、アメリカでも日本でも、めざましい成果をあげています。このプログラムは、「The Leader in Me」と名づけられており、次のような成果が実現しています。

・子どもたちに、自信、チームワーク力、率先力、想像力や表現力、リーダーシップや問題解決力、コミュニケーション力がつき、また様々な気づきをもたらし、結果的に学力が向上します。
・学校文化が改善されます。
・学校規律、生活指導の問題が激減します。
・教員のモチベーションが向上します。
・保護者の満足度が向上し、取り組みへ参加が増大します。

アメリカでの実例は『子どもたちに「7つの習慣」を』に報告されていますし、日本での実例は『7つの習慣 小学校実践記』に報告されています。

学校教育に「7つの習慣」を導入するということは、何か別のことをやるのではなく、今やっていることをよりよくするということです。つまり、「7つの習慣」は、あくまでも原則であって、「具体的な何か」ではないのです。

「7つの習慣」は、リーダーシップ教育と言われます。リーダーを養成する教育とは、「帝王学」をイメージしそうです。人の上に立つべき人物に、指導者としての特別な教育を授ける、といったところでしょうか。

このような帝王学と、リーダーシップ教育とは、まるで異なります。

帝王学が必要なのは、支配者だけです。一般庶民には不要です。しかし、リーダーシップ教育は、すべての人に必要であり、また、有効です。

違いは、どこにあるのでしょうか?

帝王学は、他人への支配であり、リーダーシップ教育は自分へのリーダーなのです。

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