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[207]時間の取扱説明書 生住異滅のサイクル

  

 

世界は、生住異滅というシンプルなサイクルの組み合わせで成り立っています。仏教の用語では、生老病死という言い方もできますし、起承転結という文章作法も同じことを言います。

THRIVEという、「すべての人々が繁栄するための運動」において、「トーラス」という原理が紹介されていますが、これは、小さな原子の構造に見られ、竜巻や地球の磁場、銀河全体の構造もそうです。エネルギーは一方から流れ込み、中央を回ってもう一方の端から出てきます。トーラスは均衡を保ち、自ら調整し常に完全です。トーラスは自然がすべての規模において使う基本的な形です。
http://www.thrivejapan.com/

ドーナツの形が基本形で、内から発し、外へ広がり、外周をまわって、下部に至り、内部へ戻っていきます。これは、まさに、生住異滅そのものではありませんか。

アメリカの神話学者であるジョセフ・キャンベルは、世界中の神話がもつ共通パターンを発見し、それを「ヒーローズジャーニー」と名づけました。
物語の主人公が、このような過程をたどります。
(1)Calling    天命を知る。
(2)Commitment   決意して旅がスタート。
(3)Threshold   限界点に突き当たる。
(4)Guardians   メンターと出会う。
(5)Demon     怪物と戦う。
(6)Transformation 変容する。
(7)Complete the task 試練の終了。
(8)Return home  帰還。
この法則は、世界中に共通するもので、文学や映画の大半はこれにのっとっています。

ところで、ヒーローズジャーニーでさえ、生住異滅ではありませんか。

生住異滅は、人間も、社会も、どんな生物も、物質世界も、出来事も、あらゆる存在を成り立たせています。

私はこれまで、世界の普遍的な原理は、「世界は世界を救うために存在している」と言ってきました。世界を救うためには、必ず、救うべき問題が存在しますし、その問題は必ず解決されますが、解決しても、次から次へと問題が生じます。そして、解決された問題は、振り出しに戻るのではなく、らせん状に発展しながら次々と問題を生じていくのです。

つまり、世界の原理そのものが、生住異滅に他なりません。

逆に言うと、なぜ世界が生住異滅で成り立っているかというと、世界を救うためです。

しかしながら、人間は、生住異滅をあまり見ようとしません。

今の発展が、永遠に右肩上がりで続くと思っている。
今の不幸がいつまでも続くと思っている。
自分は「いつまでも」なにもできないと思っている。
政治は「ずっとダメなままだ」と思っている。
悲しみも苦しみも、超えられないものだと思っている。

これらはすべて、妄想です。
それは、世界を見れば、一目瞭然です。

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