平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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[210]時間の取扱説明書 生住異滅はなぜ変更不可か?

  

 

世界は、人生であれ、出来事であれ、生物であれ、物質であれ、すべてが、生住異滅のサイクルの組み合わせで成り立っています。

といっても、そう不思議なことではないはずです。どんなものにも、始まりと終わりがあります。始まりの後は、しばらく発展や存続が続き、やがて、転機を迎え、衰退を経て、終わりへと進みます。きわめて、当たり前の、どうにも否定しようのない現実です。

なのに私たちは、現在の状況が良かろうと悪かろうと、ずっと固定されていて、いつまでたっても変わらないのではないかと思いがちです。そうすると、自分は何もできないと思い込み、自分で努力したり選択したり決断したりという意欲を持てなくなってしまいます。

これは、とてもまずいことです。

じっさいのところ、世界のどんな歴史を振り返っても、あることが、変わりなく続いていったという事例は1つとしてないはずです。世界は、たえず移ろいゆきます。良いことも悪いことも、変わっていきます。

でも、今、自分が良い状況にいるなら、未来永遠にそれが続くと思い、傲慢となり、自己中となり、努力が馬鹿らしく思えてきます。すると、やがては衰退していきます。「まさか、こうなるとは思いもしなかった」定番の言い訳です。

今、自分が悪い状況にいるなら、どう頑張ってもその状況が変わらないとあきらめてしまいます。そして、誰かが救いの手を伸ばしてくれることを期待し、自分は何もせず、周りに期待します。悪い状況は、せっかくのチャンスであるのに、それを生かすことができません。「どうせ何をやってもダメだ。世の中が悪いのだ」定番の言い訳です。

今の状況は、生住異滅のどこかにいるはずです。

そして、生住異滅は移ろいゆき、じっとしていないのですが、自分の力でその流れを変更することはできません。生住異滅のサイクルを途中で変更しようと思うから、何もできないのです。

なぜ、変更できないか。その理由も、明らかです。

いったん、サイクルが始まると、それは、現実そのものであり、私ひとりのものではなく、世界中のさまざまな関わりを生じ、関わりで動いてしまうから、途中で私の気が変わったところで、世界を振り回すことなどできるはずがないのです。

しかし、私は、新しい生住異滅のサイクルを生み出すことができます。サイクルは、とつぜん何もないところにできることはなく、必ず、過去のサイクルから継承され、生まれます。まるで、親が子へ継承するかのように。

歴史を断絶する形で存在できるものは、なにひとつありません。悔しければ、無から有を作り出してごらんなさい。できるものではありません。

もし、私が、現在をよりよいものへ変えようと意志を持つなら、現在の生住異滅を変更するのではなく、現在進行中の生住異滅を継承する新たな生住異滅を生み出し、現在進行中の生住異滅を新しいもので上書きすれば良いのです。

私たちには、勘違いがあります。
1. 現在を変えようとする。でも変えられない。
2. 過去の継承を考えず、望む未来だけを見ようとする。

どう考えても、これは、現実から離れています。うまくいくはずがありません。

こうすべきなのです。

1. 過去をじっくり見る。現在の生住異滅の始まりと、今のフェーズを知る。
2. 過去も現在も、「私のミッション」へ向かっていることを知る。
3. さらに自分の望む未来へ継承するには、次のステップは何であるか。
4. 新しい生住異滅を生み出す。

「新しい生住異滅を生み出す」ことが、創造なのですが、じつは、とても単純なプロセスです。誰にでもできます。なのに、多くの人は、こんな簡単なことができない理由を考えることに尽力しています。

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