平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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創造の力

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[217]空間の取扱説明書

  

 

以前、私は、時間と空間こそが、創造への鍵だと書きました。

私たちが生きているこの世界は、時間と空間からできています。現在の時点での広がりが空間、過去から未来への流れが時間。

創造と言ったって、この世界から離れたところに何かがとつぜん生じるものではありません。時間と空間の関わりのなかで、生じるのです。あまりに当たり前すぎることですが、私たちは忘れがちです。

時間も空間も断ち切ることが創造なのだと考えがちです。創造とは、今までになかった価値を生じることです。そういう価値がどこから生じるかというと、現実の世界から生じ、現実の世界に存在します。創造は、魔法ではありません。

これまでに生きた、どんな偉大な人の人生を見ても、現実から離れて創造を成し遂げた人は、ひとりもいません。

私たちが、時間や空間を捨ててしまいたくなるのは、それが良いものに見えないからです。だから、違うものに置き換えたいと思います。それは、あまりに現実離れした考えです。

霊魂やUFOや呪術や輪廻転生や死後の世界やUMAの話題に対しては、「非科学的だ」と嘲笑する人が少なくありませんが、そんな「科学的思考」を持つはずの人でも、時間や空間にはぞんざいなことが多々あります。

未来は、必ず、過去と現在の続きにしかあり得ません。何を創造し、どんなにドラしティックな変化を遂げようとも、その種は過去にあります。

私たちが、過去を良いものに思えないのは、まことに結構なことです。なぜなら、まさにそのような過去が、問題解決を私たちに促しているわけですし、問題解決こそが、幸せに他ならないからです。

これまで、「時間の取扱説明書」と題して、そのことを書いてきました。良いものでない過去が、創造の種なのです。そこを離れて創造はあり得ません。

では、空間についてはどうでしょうか?

空間というのは、突き詰めて言えば、「他人」です。自分ではない他の人々と自分との関係です。

これもまた、他人と自分は関係ないという考えを持ちがちです。まるで、この世界に、自分だけで存在し、生きていけるかのような、ちょっと考えれば荒唐無稽な思考を、多くの人が自然としています。

その思考の次にあるのは、他人は自分とは関係ないのだから、他人を利用し、搾取してもかまわない。他人を負かして自分が勝てば良いのだ、という思考です。この思考は非常に危険なものですが、じつは、学校教育も、企業社会も、おおむね、この文化が支配的です。

当然ながら、このような自己中心的な思考は、現実ではありません。

私たちは、世界で生きています。世界から離れて生きられる人はいないはずですが。

空間も、現実的に取り扱わねば、できることさえできなくなってしまいます。そういえば、現代人の口癖ですね。
「努力したところでどうせ無理だ」
そりゃそうでしょう。現実から離れては、何もできやしません。

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