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[222]空間の取扱説明書 現状肯定=現状否定

  

 

成功哲学とか、自己啓発とかで、ほぼ必ず言われるのが、プラス思考です。しかし、プラス思考だけで良しとするのか、そこにあるものを加えるべきとするか、二分されます。

プラス思考は、割り切って言うと、現状肯定です。今、目の前に起きていることは、すべて私にプラスとなるという考え方。過去のできごとも、すべてが、私を幸せ(成功、成長)へ導くための過程であるという考え方。

この考え方は、非常に広く行き渡っていますし、プラス思考を否定する人は、まず見かけません。とくに、成功者であるほど、プラス思考の重要さをこんこんと説いています。

しかし、多くの人は、不平不満を言いながら暮らし、いろんなことを批判します。これは、プラス思考とは相容れない、マイナス思考です。マイナス思考で幸せや成功を手にすることは、かなり困難です。なぜなら、自分自身が身のまわりを「良くない状況」でかためてしまっているからです。

幸せや成功は、どこかからころがりこんでくるものではありません。一時的に棚からぼた餅で何かを得ることはあっても、それ自体が幸せや成功にはつながりません。どんな成功者も、自分の手で成功をつかんでいます。

そのために必要なことは、スキルや資金や環境ではなく、意志だけです。多くの人は、意志の力を信じず、モノによって幸せをつかもうとしますが、そのようにして幸せをつかむことはあり得ません。

意志とは、「私は幸せになるのだ」という思い。そして、世界を救おうというミッションです。幸せといっても、自分だけが幸せであれば他人はどうでも良いというなら、それを貫くことは困難です。貫こうとすれば、必ずどこかで挫折します。だって、そんなあなたの幸せを望む人は誰もいませんから。あなたの幸せが他人の迷惑となるなら、通る話ではありません。他人に迷惑をかけないようでも、他人に貢献しない幸せは、誰も喜ばないし、他人を不愉快にさせる分、迷惑です。

プラス思考は、幸せになるのだという意志の体現に他なりません。マイナス思考は、幸せの放棄です。幸せを放棄することは、世界を救うことも、他人へ貢献することも放棄することと同じです。

「ボチボチやっていけたらいい」
「飯が食えたらいい」
なんと、傲慢な考え方でしょう。

ところで、プラス思考とは、すべてを良しとする考え方なので、東洋のホーリズム思想につながるものでもあります。これは、穏健で平和的ではあるが、成長をもたらしません。

じつは、プラス思考を大事にする人たちの中には、全て良しのイメージだけで満足している人も多く見られます。成功や幸せは、現状維持とは相容れません。それらは、成長そのものなのです。成長には、現状否定が必要です。

つまり、解決すべき問題があることを認識する。それは、「全て良し」ではなさそうです。解決すべき問題の認識は、ある意味、マイナス思考にも通じます。

本当のプラス思考とは、全て良しの現状肯定ではありません。問題解決ができることに感謝し、問題解決そのものが成長であり幸せであると知ること。つまり、マイナス思考とプラス思考の融合による「第3の案」です。それはまた、現状肯定と現状否定がイコールである生き様を表しています。

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