平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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創造の力

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[265]誰とつながるか

  

 

私たちは、自分一人で生きていくことなどできません。無数の人々とつながりあって、自然ともつながりあって、ようやく生きていける存在です。

私が、お世話になった地域の方々への思いを振り切ることができないというのは、単に「ご恩」というにとどまりません。

今、私が問題を抱えているからといって、環境を変えたところで、何も解決しなさそうに見えるのです。地域が衰退していくという問題が、もしも、その地域だけの問題であるなら、他の地域へ移れば、容易に解決するでしょう。

ところが、どうも、そうとは思えない。田舎のこの小さな地域の問題は、世界の縮図であるように思えてならないのです。であるなら、住む場所を変えても、どうにもならないでしょう。

Webでつながることのできる人たちとつながるだけで、生きていけるほど、人間社会は単純ではありません。ありとあらゆる人々がいるおかげで、私たちは、日々を暮らしていけます。

ノマドから最も遠そうな、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに、底知れぬ真実がありそうに思えてならないのです。Web2.0の概念は、Webにつながることのできない人々を想定外としています。

そこに、なにか歪みというか、問題の根源を感じてなりません。Web2.0が悪いとか間違っているとかいうのではありません。欠落した部分に何かがあるのではないか、という直感です。

今は、世界が新しいパラダイムへ移行しつつあるでしょう。だからこそ、多くの人が注目している最先端、Web2.0あるいはSNSが抱えられない人たちにフォーカスする発想は、絶対に大事なのではないか。

もしかしたら、私のこういう考えが、間違っているかもしれません。私は独身ではありません。自分の思い込みだけで突っ走るなら、家族を破滅させかねません。

家族を守るためなら、私の思いや価値観など、どうでもいいです。なんだってやりますし、世界を敵に回してもかまいません。

私の妻は、臆病です。なのに、安定を嫌います。妻は、挑戦することを望みました。とうぜんながら、リスクをとても怖がります。でも、挑戦しないことのリスクをそれ以上に怖がるかのようです。

子どもたちは、今のこの場所に住み続けることを熱望します。地域の方々が、次々と出て行きつつあるのに、なんと、うちの子は、何としてもここに住み続けたいと言うのです。

妻も子も、安定を望みません。道を拓くことを望んでいます。

とはいえ、実際に道なき道を行くことは、容易ではありません。私は、たびたび妻や子に意思確認をしています。もし、進むことにためらいを見せるなら、どんな軌道修正でも、撤退でもします。

Webで人とつながることは、さほど難しいことと感じません。しかし、リアルで人とつながることは、Webほど容易ではありません。

同じ釜のメシを食い、土木作業や農業を共有する。非常に泥臭い、汗臭い世界です。この感覚は、Webでは再現できません。Webを否定するのではありません。Webのつながりと、リアルのつながりをつなげる。むしろ、軸足はリアル側に。

私たちは、身体を持ち、三次元の世界に生きています。命は、三次元です。世界も三次元です。

私たちが住む田舎が抱える問題は、必ず、解決できる。解決してこそ、未来がある。それは、世界へ波及するにちがいありません。

解決か・・・ まず、問題のありかを知らねば・・・

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