平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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創造の力

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[310]インターナショナルスクールの方法

  

 

私は、京都府・童仙房という山の上の集落で、インターナショナルスクールを作りたいと、本気で考えています。

それは、困難な問題解決を通して、創造原理を現実へ落とし込み、競争原理を越えたパラダイムを世界へ提供したいと願うからです。

それはきっと、企業のあり方も変えるでしょう。ライバル会社と競争することで、発展を創り出すというのが、20世紀のスタイルでした。それが行き詰まっていることは明らかです。ライバル会社との競争は、価格競争に陥り、共に消耗していくケースが多くなってしまいます。

さらに、会社と従業員が敵対関係にさえなるケースが増えています。

企業は、社会へ価値(人々の幸せ)を提供する。それが売上となって返ってくる。企業は、売上を従業員の幸せへ還元し、また、社会へ還元する。こういう循環をつくれないものでしょうか。

そのためには、多額の資金を必要とし、投資を必要とするあり方を変えねばならないでしょう。投資は、リターンを求めるので、企業の利潤は投資家へまわり、従業員や社会へは還元されにくくなっていきます。

資金を集める際にも、企業に大きなミッションがあれば、投資家はむやみにリターンを求めないのではないでしょうか。たとえば、マザーテレサは、莫大なお金を動かしましたが、彼女に資金をゆだねた人々は、リターンを求めていなかったはずです。なのに、一般的な企業ではありえないほどの巨額な資金を短期間に集め、運用してしまいました。

資金を出した人にとって、単なる自己満足ではなく、暮らしやすい世の中となることが最大のリターンであるようなあり方が、理想でしょう。いや、単なる理想ではなく、これからはそれが現実となるべきです。

苦しんでいる人々、悲しんでいる人々に、知らん顔をするのは、もうやめましょう。同情するのもよくありません。彼らの問題を、共に考え、共に解決していきましょう。それこそが、ビジネスではないでしょうか。

競争原理を越え、問題解決していくには、今までとは違う学びのスキームが必要です。

私は、このような学びの様式を考えています。

スクールへの参加メンバー(生徒とは呼びません)は、深刻な問題を抱えています。または、深刻な問題を共有する勇気を持っています。メンバーは、数人ずつのユニットを構成します。各ユニットは、1週間、昼間に同じ作業を繰り返します。森林整備、農作業、炭焼き、住環境の保全など。夜は、ユニット内で、ブレインストーミングをします。1週間ごとに、ユニットの構成メンバーを更新します。基本的に、希望するユニットへ所属しますが、なるべくメンバーがシャッフルされるようにします。

ブレインストーミングのやり方は、各メンバーが抱える問題と、その関連情報をポストイットに書き出します。それらをホワイトボードへ貼りだし、カテゴリに分けます。1カテゴリの要素が7つを越えないように、サブカテゴリを設けます。ある程度整理できてきたら、階層構造に配置します。すると、ある人が持っている問題と、別の人が持っている問題が、世界を広げることになります。階層のトップは、必ず「世界」です。

矛盾したり無関係であるように見える要素を配置するのですから、一筋縄にはいきません。ある程度で行き詰まったら、翌日へ繰り越します。

昼間の作業は、インスピレーションやひらめきをもたらすはずです。いわゆる「心地良い破壊」だからです。

階層思考のアウトプットは、物語なのです。それは、その人の問題解決に即した物語であり、その人に固有のものです。その物語は、架空のものではありません。現実そのものである階層構造から導かれるものであり、世界を救う意味を示すものであるはずです。

この「学び」こそが、次のステップをもたらすのです。

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