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[340]なぜ、どたんばを越えられるのか

  

 

自ら選択したどたんばは越えられるが、与えられたどたんばは越えられないと、前回書きました。

なぜ、そんなことが言えるのかというと、あらゆる人類の知恵がそう示しているからです。では、なぜそうなのかを掘り下げてみます。

もし、世界に何の原理もなく、人間の存在も、あらゆる出来事も偶然の積み重ねに過ぎないなら、どたんば哲学は成り立ちません。

ところが、現実には、地球も宇宙も美しく規律正しく存続し、地球上のあらゆる生物が進化しつつ存続しています。40億年前に生命が誕生して以来、今日まで、生命は進化を続けてきました。数度の大絶滅がありました。2億5000万年前には、全生物の90%が絶滅するという、すさまじい惨事がありました。恐竜の絶滅の比ではありません。人類が誕生してからでも、厳しい氷河期を何度も超えてきています。生命には、寿命があります。どうしても長くは生きられません。それなのに、この40億年間、生命はいちども断ち切れたことがないのです。しかも、進化しつつです。進化により、生命はとてつもない多様化を遂げています。

これらは、偶然の積み重ねでこうなったのでしょうか?

昔の人々が、神や仏を想定したかったのも、道理です。

私は、神も仏も信じます。ただし、それは、この世の現実としてです。どこか離れたところに人間とは別の人格をもった神がいるとは考えていません。この世の現実じたいが、奇跡だと思います。そして、あまりに美しい。

満天の星空、森林、渓谷、大河、大海原、昆虫や植物の目をみはる美しさ。これらは、私たちが直接感じることのできる光景ですが、人間の理解を超えた奇跡ではありませんか。

これらの奇跡を成り立たせている「世界」があるに違いありません。

科学がこれらの奇跡を創り出すことはとうていできるものではありません。それでよいではないですか。科学が万能でなければならない理由はありません。私たちは、私たちのよりよい暮らしのために、科学をよりよく利用していったらよいではありませんか。これからも、科学はどんどん発展していくことでしょう。

世界は、私たちには無限に複雑で無限に多様です。とても1つの原理におさまるようには見えません。しかし、たしかに、世界は1つです。

すると、世界の原理は単純ではありませんか。「1つである」ことが原理なのです。

それだけだと、世界は生物を必要としませんし、進化も必要としません。私たちは、小さな視点で見ると、戦争をしたり環境破壊をしたりと、地球に怒られそうなことをしていますが、大きな視点で見ると、それらでさえも、世界は織り込み済みなのではないでしょうか。

だって、今日も人間は世界に存在できていますよ。世界は、ほんのちょっと違うアクションを起こすだけで、生物を大絶滅させることができるのです。私たちは、世界に必要とされている、という視点はありえないでしょうか?

あらゆる生命のなかで、人間だけが特殊です。最も重要なのは、意志を持つことです。道具の使用、言語、二足歩行、文明、いずれも、意志によって意味を持ちます。

世界は、進化しつつ1つであることが、現実であり、原理と言えるでしょう。そのことこそが、どたんば哲学の根拠なのです。

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