平凡な人が、創造の力を使って、人生を変えるプロジェクト

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[341]世界は、なぜ進化したいのか

  

 

前回、世界の原理は、進化しつつ1つであることだと書きました。それを、人間の側から表現すると、「世界は世界を救うという原理で成り立っている」と言えるはずです。

生命の進化は、科学的にもほぼ確定した事実です。どのように進化したか、なぜ進化したかは、まだまだわからないことが多いようです。

間違いなくわかっているのは、最初は究極の単純な1つの生命体から始まって、人類まで進化を遂げたであろうということです。そして、進化すればするほど、生命体は複雑で高度な機能を持ち、多様性も際限なく拡大していきました。

何度も、生物大絶滅を繰り返し、そのつど、大幅に新しい種類の高度な生物が大量に現れました。絶滅は、多様化と高度化を一気にもたらしたようで、大絶滅と大進化は同じことだったようです。

ちょっとここで、私たち、1人の人間の体で考えてみましょう。

最初は、受精卵というたった1つのシンプルな細胞です。この時点で、1つの細胞は、どんなものにもなり得る万能細胞です。だんだん細胞が分裂し、さまざまな器官を生じ、だんだんと複雑で多様な器官を生じていき、1つの体を形成し、誕生します。誕生した後も、成長し続けます。20年ほどかかって、ようやく成長を終えます。

その時点で、体を作っている個々の細胞は、万能細胞ではなくなっており、1つの仕事しかできません。しかし、その細胞が持つ1つの役割は、万能細胞だった受精卵はおろか、途中段階のどんな細胞よりも、はるかによくその仕事をすることができます。

どうです? 生命の進化そっくりではありませんか。

このように俯瞰してみると、世界にとって進化の意味が見えてきそうです。進化は、多様化と高度化をもたらします。それによって、個々の生命の役割は限定されていきますが、その役割をより良くこなすことができます。すると、全体として、価値が高まるではありませんか。

人間の体も、成長するほど、多くのことができるようになります。

世界もそのようなものだと考えられませんか?

私たち人間の体も、世界の一部であり、世界そのものです。世界の原理と同じ原理で動いているはずです。

人間に意志があるのは、世界から見ると、世界の成長を加速させるためではないでしょうか。

人間の成長にも、ストレスや負荷が必要です。勉強、仕事、運動、社会活動など。そして、さまざまな悩みや問題があり、一生懸命生きていこうとします。問題や悩みは、私たちの成長、そして、世界の成長のためにあるのであって、それ以外の何者でもありません。

世界も同じような仕組みではありませんか。

どたんば哲学は、世界が必要としていることそのものだと考えられないでしょうか。

「世界を救うというミッションをもって、今、目の前にフォーカスする」

「今、目の前」は、人によって多様です。この、多様であることに、とてつもない重要な意味があるのです。だからこそ、「今、目の前」が大事なのです。

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