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ホームスクーリング実践記

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[035]英語教育

  

 

小学校から英語を必須科目にしようという動きがあります。英語はどこへ行っても通用する「世界共通語」となってきました。他の言語は知らなくても、英語さえ話せれば、どうにでもなる、といって過言ではないでしょう。先進国で英語が通用しにくいのは日本ぐらいかも知れません。日本人は、世界へ出ていくことを怖がりますが、どうも、日本以外の国では世界へ出ることにためらいがなさそうです。

日本人の英語力に問題があるのでは? 英語教育が不充分なのでは? という考えのようですね。

他国の人から見たとき、「日本の英語教育は失敗だ」という意見と「日本の英語教育はレベルが高い」という意見の両方があります。極端に異なる見解ですね。ここに、評価軸の違いを見ることができます。つまり、どちらの評価も正しいのではないかということです。

日本の英語教育は、コミュニケーションの力ではなく、文献を読む力を育ててきたのです。戦後、焼け野原から復興するとき、欧米の進んだ文化を貪欲に学び、技術や社会を急速に発展させる必要がありました。そこに必要なのが、コミュニケーションよりも、文献を読む力だったはずです。そして、そのことは、大成功をおさめたと言っていいでしょう。

日本が経済大国となったバブル期あたりでしょうか。そろそろ、文献を読む力よりも、コミュニケーション力の必要性が高まってきました。だんだん、英会話が重視されるようになってきましたが、学校教育は巨大なシステムです。そう簡単に進路変更はできません。文献を読む力が不要になったわけでもありませんし。

本城武則さんの英語教材を購入しましたが、英語力以前に、日本人は問題を抱えていると、指摘されています。
http://www.eqenglish.jp/

日本人は、白人コンプレックスを持っているというのです。たしかに、日本の企業がつくる広告には、白人がその商品を使っている写真をよく見かけます。日本人より白人が優れているという思いがあると、白人相手に堂々と話せないというのです。

もう1つが、英語教育の問題です。試験では、正解は1つです。しかし、言語は、いろんな表現方法があり、しょうしょう文法や単語の使い方をまちがっても通用するものですが、1つの正解以外は許容しない、という英語教育のあり方が、日本人を萎縮させているというのです。

文法や単語をきわめるのは、マズいことではないと思いますが、コミュニケーション力の点では、逆効果ですね。ネイティブは、だいたい文法通りに近い英語を話すようですが、ネイティブ以外は、すごい英語が飛びかっています。英語には、2種類あるようです。「英語(English)」と「くだけた英語(Broken English)」です。コミュニケーション力で求められるのは、Broken Englishでよいので、ガンガン意思疎通をはかろうという意志です。

Broken Englishで世界を相手にビジネスしている人がいっぱいいます。Broken Englishでは、現在完了形もなく、時制の一致なんかも無頓着で、過去形と現在形だけですべてを間に合わすような、へたすると、現在形だけですべてを間に合わすような、三単現さえ無視し、単語もきわめて限定的な、究極の英語もありえます。日本の中学生の方がレベルが高いです。その程度でいいのなら、日本人中高生はほとんどが、英語を話せますし、世界を相手にビジネスができます。

やはり、英語の学力というより、メンタルブロックの方が深刻なのかも知れません。

そして、白人コンプレックスというのも、言われてみれば、そうなのかもしれません。

私は、日本のネット通販やオークションもよく利用しますが、海外の通販やオークションも利用します。ちょっとした売買、決済、発送、メールでのやりとりやコミュニケーションなど、日本国内と変わりません。違うのは、言語だけです。そして、日本人以外(欧米人以外も)とやりとりすると、やがて、不思議なことに気づきます。

日本人は、ずいぶん尊敬され、評価が高いです。コンプレックス?逆じゃないの?

わが家では、このポイント、要チェックです。

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