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どたんば哲学

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[037]仙の森

  

 

2008年3月、積水化学工業のモデルフォレスト活動、急速に準備が進んだ。デジャブだ。2006年の京大との出会いに似ている。山奥の、ちっぽけな無名の田舎と、超巨大組織の協働。こんな私たちでいいのかな?ととまどいつつも、京大同様、積水も地域をとても大事に考えてくださっている。

大きな組織にありがちな(←偏見か?)上から目線は、まるでない。大きな組織とは言え、接するのは人である。人と人。枠組みを超えて、尊重し合い、理解し合い、ともに手を取り合う関係が、自然とできていった。それも、ごく短期間に。京大の教授と同様、積水の方々も、このような接し方をしてくださるのは、それぞれの方の人間性によるものだが、同時に、それをはぐくんでいるのであろう、組織のあり方に、私たちは最大の敬意を表するばかりだ。

じつに、素晴らしい方々に巡り合えた。運命にも感謝したい。私は、「運命」という考え方が好きではない。あらゆることは、与えられるのではなく、自分で選択するものだ。とはいえ、私の力はちっぽけだ。私が出会えた方々の偉大さは、どう考えても、私の力によるものではない。今、この文章を読んでくださっているあなたもそうです。私は、あなたの幸せに、わずかばかりでもお役に立てることを祈っていますが、それは私の勇み足かもしれません。羞恥心を捨てて徹底的に自己開示をさせて頂いているつもりですが、私ごときの人生が、あなたのお役に立てるかどうか、汗顔の至りでございます。おつきあい頂いていることに、伏して感謝を申し上げる次第でございます。

どたんば哲学で奇跡が起きれば起きるほど、私は自分の小ささを感じずにいられない。そして、縁ある方々に、尽くせぬ感謝があふれでる。物語の進行につれて、展開が速く、大きくなり、奇跡度も加速し、私が特殊な存在であるかのように思われているなら、それはちがう。縁ある方々のおかげで、物語が進んでいけるのだ。人々は、偉大だ。そして、世界は、すばらしい。

なんと、4月には、第1回のモデルフォレスト活動が実現した。積水化学工業から、45人来てくださった。その中に専務さんもいらっしゃった。初回は家族参加がなかったが、2回目以降、お子さんを含め、ご家族での参加が多くなり、アットホームな雰囲気の活動となっていった。

皆さんが森を整備して生じた木々を薪として、大きな釜で、ご飯を炊き、昼食をつくった。
http://souraku.net/blog_forest/2008/04/13

以後、モデルフォレスト活動では、釜でご飯をつくることが定着した。積水が、昼食当番を設定し、私たちといっしょに、ご飯をつくる。これは、積水のメンバーのモチベーションに寄与することとなる。

一般に、山で火を使うことは怖い。リスクを考え、禁止することが普通だろう。でも、それでいいのか? 危ない、危ないと、何でもかんでもリスクを避けることが、最善なのか?

私たちは、あえてリスクあることをとりたい。もちろん、リスクへの対策は万全を期す。リスクをとることこそ、発展であり、モチベーションにつながるものだ。

積水は、自分たちの活動を開放的なものとすることを望んだ。閉鎖的な枠組みを好まなかった。そのことも、うれしかった。私たち自身、発展を望む。発展とは、予期せぬ広がりだ。

私たちは、森へ来てくださった方々の、お顔が気になる。明るいお顔なのか、暗いお顔なのか。暗いお顔が1人でもあるなら、私たちに改善の余地がある。4月の第1回活動の後、地元建設会社の社長も私も、最敬礼で、皆さんのお帰りを見送った。

以後、積水との活動は、モデルフォレスト活動が年に4回、その都度、活動内容を話し合う会議を持ち、継続、発展してきている。

ところで、積水と同時に、アルファコープ(現、生活クラブ生協大阪)も、仙の森で活動を始めた。積水とは別の場所を拠点とし、有志が森の整備をしつつ、拠点整備を始めた。
http://souraku.net/blog_forest/2008/03/22/30.html

積水もコープも、お互いを認知している。お互いの活動から、良きものを得ようとする関係がある。そのことが、とてもうれしい。

わが家は、どちらの活動にも参加している。素晴らしいメンバーとご一緒させて頂く幸せに感謝している。わが家の子たちにも、このような機会を与えて頂き、いくら感謝しても尽きることがない。

積水とコープは、理念も趣旨も違うのだが、不思議なことに、やっていることはよく似ている。そっくりだ。仙の森の力なのかも知れない。そうだ、森への感謝も忘れてはいけない。

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