「引き寄せの法則」の原点を読み解く

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ウォレス・D・ワトルズ

ウォレス・D・ワトルズ

[008]金持ちになるための法則

  

 

ワトルズさんは、"The Science of Getting Rich"を序章+17章で書き上げました。
その要所要所で、まとめを入れています。

第11章の末尾で、ほぼこの著作の総まとめが表れます。

万物を作り出している知性を持つ物質があります。原始の状態では、それは宇宙空間に充満しており、自由に動きまわって、宇宙空間を埋め尽くしています。

この物質に備わる知性が、自らの思考によってイメージしたものを実際の形としてこの世に現実化させるのです。

人間は、自らの思考を使って、何かの形や姿を作り出すことができます。そして、自ら思考したものを、目に見えないこの原始の物質にイメージとして焼き付けることで、自ら思考したものを実際に現実の形としてこの世に顕在させることができるのです。

そうするためには、人と競い合うという概念から、創造するという概念に考え方を変える必要があります。自分の欲しいものを具体的かつ鮮明に頭の中でイメージしなければなりません。そして、必ず手にいれるという決意と揺るぎない信念のもと、そのイメージを持ち続け、少しでも決意や信念やビジョンを脅かすものは、心の中から全て閉め出すようにしなければなりません。

思考によって、引き寄せたものを実際に手にいれるためには、今あるリソース(人脈や資本やツール)を使って、すぐに行動を開始しなければなりません。

これ以外にも、大事なことがたくさん述べられていますが、結局ワトルズ原理は何なのか、というなら、この部分を指摘することとなるはずです。

引き寄せの法則とは何であるかが、示されています。

引き寄せは、創造でなければなりません。競争であってはなりません。それは、ちょっと考えると理解できることです。AさんとBさんが、この世に1つしかないものを自分に引き寄せようとしたら、どうなるでしょう? 同様に、複数の人たちが、おたがいに奪い合う引き寄せをしたら、どうなるでしょう?

道徳的な問題ではなく、競争によっては富は得られないというのが、どうしようもないほど自明な摂理です。でも、ビジネスの多くは、競争に勝たねばならないと思い込んでいます。学校でも、競争が大事だと教えています。しかし、現実に、競争の果てに、幸せがあるのか?

そして、もう1点。引き寄せは、行動を伴わねば無意味です。これを忘れて一生懸命引き寄せしても、たぶん失望するだけでしょう。

では、どんな行動なのか? ポイントは、「今」です。これも、多くの成功者が異口同音に言っています。「今、目の前にあるもの」、そこに宝があります。青い鳥を追いかけていてはいけません。

次回から、ワトルズ原理をもう少し詳しく見ていきます。

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