「引き寄せの法則」の原点を読み解く

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ウォレス・D・ワトルズ

ウォレス・D・ワトルズ

[013]繁栄を引き寄せる

  

 

自分が思うことが現実になる、という原理は、なぜ成り立つのでしょう? ワトルズさんは、人間だけでなく、この世のありとあらゆるものが、繁栄したがっていると説きます。そして、引き寄せには、繁栄のイメージが必要であると言います。

ワトルズさんの"The Science of Getting Rich"(金持ちになるための科学)の第14章にそれが明かされています。

商売をしている限り、直接会うのであれ、文字媒体を介してであれ、必ず交渉や売り込みという行為が発生します。商売を成功させる上で大事なのは、繁栄のイメージを相手の心の中にイメージさせられるかどうかということです。

どんな小さな取引をするのであっても、たとえ一つのキャンディーを小さな子供に売るだけだとしても、繁栄のイメージを付け加えて、相手にそのイメージが伝わるようにしてください。

何をするのにも、繁栄を連想させるようにすれば、結果、全ての人があなたから繁栄のイメージを受け取るようになり、あなたは、取引する相手に繁栄をもたらせるようになります。

たとえば、他人を傷つけたり、貶めたり、他人から何かを奪うような引き寄せは、うまくいきません。そのようなことがうまくいくなら、世の中はめちゃくちゃになってしまいます。自然の摂理に従うことで、望みを達成するのです。繁栄は、成長あるいは発展と考えた方がいいです。

お金をたくさん稼ぐことは、繁栄でしょうが、稼いだお金で人をバカにしたりうぬぼれたりすると、お金が逃げていってしまいます。なんのために稼ぐのか? 成長、発展のためでしょう。成長の形は、人によってさまざまで、必要な額もさまざまです。

自分の成長と、世界の成長を重ね合わせたところに、引き寄せが動くのです。

偽りのない自尊心を持ちながら取引をしてください。全ての人に繁栄のイメージを伝えてください。顧客が途絶えることはありません。人は、繁栄を手に入れられる場所へなら、どこへでも行きます。全てにおいて繁栄を求め、全てのことを知る至上の知性はあなたへと向かい、あなたのことを知らない全ての人へと向かいます。あなたの事業は急速に上向き、あなたは、次々と起こる思いがけない幸運の出来事に驚かされるでしょう。

素晴らしいではないですか。私たちは、ここ最近、あまりに悲観的になりすぎていないでしょうか? 豊かになることを罪悪と思っていないでしょうか?

希望がない、未来がないと、思いすぎてないでしょうか? そんな思いはどこから出るのでしょうか? ほんとうに、日本はダメなのでしょうか?

ダメだダメだと私たちが思い込んでいたら、どうやって日本が良くなりますか? 政治が悪い、景気が悪い、少子高齢化が悪い、自由経済が悪い、官僚が悪い、大企業が悪い・・・そんなことを言っていて、何が解決するでしょう?

私たち自身が、悪い状況を引き寄せていませんか?

繁栄しましょう。まず、私とあなた、そして、未来に希望を抱く人たちで。

ワトルズさんは、「第16章 忠告と最終結論」で、繁栄しようと志す人たちに、大切なメッセージを伝えています。繁栄とは、まさにそういうことなのです。

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