あなたの人生は、あなたのものです。望む人生を生きられない理由は、ありません。

モモナナじぇーぴー 創造の力

メイン
創造の力シリーズ

創造の力シリーズ

引き寄せの法則

  

4.ザ・パワー

行動なき引き寄せ?

『ザ・シークレット』で世界的にブレイクした「引き寄せの法則」。それはそうでしょう。こんな簡単な手順で願いがかなうなら、魔法のランプ並みではありませんか。

宇宙にお願いする→信じる→受け取る

いんや〜、出前とるのと変わらないじゃないですか。いや、お金払わなくていいのなら、出前より簡単かも。ポイントは、具体的に明確に欲しいものをイメージすることと、信じること。なるほど、欲しいものを明確にイメージするなんて、ふだんしていないし、それが実現するとも信じていない。だから願いがかなわなかったんだ!

今まで願いがかなわなかった理由は明快だし、これから何でも思い通りになるぞ・・・・・・

なんてことには、ならないです。絶対に。

『ザ・シークレット』の元となった『金持ちになるための科学』には、ぜんぜん違うことが書かれているではないですか。それは、創造的な思考と、行動なのです。『金持ちになるための科学』は、オカルト的な魔法の印象ではなく、どちらかというと、古くから言われてきた道徳や美徳の集大成であるようにも見えます。

当たり前の行動が鍵

しかも、『金持ちになるための科学』で言われる行動は、突拍子もない行動ではありません。

自分の目の前の状況や仕事に全力を尽くすこと。それこそが、自分が世界へ提供できる「価値」であって、創造の源なのです。自分の願望と目の前の状況は、まるで関係ないものに見えることも多いでしょう。でも、「今、目の前」なのです。

たしかに、成功しない人は、今、目の前の状況に全力を尽くそうとはしていません。現実の偉大な成功者たちは、まず、目の前のみすぼらしく見える状況に全力で取り組むことから道が拓かれていったのです。能力があるのないの、お金があるのないのは、まったく関係ありません。成功しない人は、行動に全力を尽くすのではなく、言い訳に全力を尽くしています。「だって、○○がないから、できないんだも〜ん!」

『ザ・シークレット』では、「行動」というプロセスが欠落していました。正確に言うと、欠落ではないのですが、読み飛ばされてしまいました。

競争ではなく創造的な思考

もう一つ、読み飛ばされたのは、「創造的な思考」です。

たとえば、AさんとBさんが、試合をします。AさんもBさんも、勝利を引き寄せようとしました。絶対にどちらかが引き寄せに失敗しますね。

この世のどんなことがらにせよ、競争的な願望は、引き寄せの対象になり得ません。どちらかが勝てばどちらかが負けるというような願望は、そもそも願望として不適切です。だって、他人の失敗や敗北や不幸を求めるのと同じですから。世界中の人がこんな願望に夢中になれば、人類は壊れてしまいます。

私がよくなっても誰も困らないような願望、いや、私が良くなることで他の人々も良くなるような願望こそが、実現可能なのです。競争原理は、現実の姿ではありません。創造原理こそが、世界のあるがままの姿なのです。

『ザ・パワー』
ザ・パワー

『ザ・シークレット』の著者であるロンダ・バーンは、続編を著しました。『ザ・パワー』です。

『ザ・シークレット』は引き寄せの法則を明らかにしています。これは私達の人生を支配している最もパワフルな法則です。『ザ・パワー』は2006年に『ザ・シークレット』が発売されてから私が得た、全ての知識のエッセンスをまとめたものです。『ザ・パワー』を読めば、人間関係やお金、健康や幸福、仕事など人生のあらゆる面を好転させるために必要なことはたった1つである、ということがわかるでしょう。(P.11)

『ザ・シークレット』は、引き寄せの法則の存在を明らかにしたが、法則の神髄は『ザ・パワー』にあるのだというニュアンスでしょうか。

『ザ・シークレット』を読んで、安易な理解をし、「引き寄せの法則なんてガセネタだ〜!!」と思った多くの人たちとは別に、引き寄せの法則で何かの幸せな結果を得た人たちも多く存在するようです。その両者を比べて浮かび上がったのが、『ザ・パワー』なのでしょう。

『ザ・パワー』で人生を変えるために、『ザ・シークレット』をすでに読んでいる必要はありません。あなたに必要なことは全て『ザ・パワー』に盛り込まれているからです。(P.11)

ということは、『ザ・パワー』があれば『ザ・シークレット』は不要であることになります。『ザ・シークレット』は不充分であったと、著者が認めているようです。

宇宙最強のパワーとは?

『ザ・パワー』は、欲しいもの全てを手に入れる宇宙最強のパワーについて、書かれています。

引き寄せの法則は愛の法則です。そのパワフルな法則が無数の銀河から原子まで全てのものの調和を保っています。それは、全ての物事に働き、また宇宙のあらゆるものを通して作用しています。そして、それはあなたの人生においても作用している法則なのです。(P.34)

引き寄せの法則の最終結論は、「愛」だとのことです。

その説明は、ワトルズが言うところの、宇宙全体に充満している「思考する物質」と同じことのようです。これはもちろん、物理的・化学的な物質ではないでしょう。現代社会のわれわれに理解しやすい言葉では「原理」ではないかと思います。

自然には、人間が知ろうと知るまいと、さまざまな法則が働いています。人間が解明した部分は、言葉や数式で表現されています。宇宙全体で言うと、そうしたたくさんの法則がかち合うことなく、たまにはずれるということもなく、正確に、精密に稼働し続けています。だったら、そのような、自然科学の法則をすべて成り立たせているような「統一原理」があるのではないかと、科学の世界でも考えられているようです。

しかし、科学の世界には、人間の心や、出来事などのように、公式化が困難な命題はふくまれていません。心の中の公式化ができそうな部分は、心理学として成立していますが。

統一原理は、自然も心も出来事も、何もかもを成り立たせているはずです。科学に含めるかどうかは、人間の価値判断であって、世界とは関係のない話です。

統一原理とは?
宇宙

科学的な追求は科学者にまかせることとして、世界(宇宙)は非常に複雑で多様に見えますが、じつは、統一原理はきわめてシンプルではないかと思います。複雑で難しい原理が無限の多様性を統べることは不可能です。シンプルだからこそ、無限の多様性を包摂しうるのです。

世界の統一原理とは、「世界は1つである」というだけのことではないでしょうか。

しかし、ただそれだけであるなら、あってもなくても同じです。「世界が1つで<ある>」ためには、世界が価値を生じ、価値を持ち続けていなければなりません。価値とは、相対的な判断ですから、世界は、無限の多様性を必要とし、絶え間ない成長を必要としています。でなければ、「世界が1つである」ことができません。

ここから、無限の「自然の法則」が生じているのではないでしょうか。だからこそ、あらゆる法則は競合することなく、時々失敗するということもなく、完璧に稼働し続けています。

これを人間が見ると、「愛」になるのではないでしょうか。

しかし、愛は・・・

であれば、愛とは、世界を1つであらしめる原理ということになり、厳格で創造的で、いつでもどこでも完全な働きをするはずです。

それを無限の多様性が表現すれば、悲しみ、苦しみ、挫折、幸福、平和、成功など、あらゆる局面が導かれます。人間は、意志を持つ生物なので、愛を知り、愛の原理で行動することもできるはずで、そうなると、どんな願いもかないそうです。が、それが容易だったら、そもそも愛ではない、ということにもなりそうで・・・

前へ前へ  TOPTOP  次へ次へ